二進法による分類、階差数列の一般項とグラフ理論を使った、コラッツ予想は正であるという証明
DOI:
https://doi.org/10.51094/jxiv.69キーワード:
コラッツ予想、 3x 1、 階差数列、 期待値、 桁、 二進法、 分類、 3の倍数抄録
本論文では、Collatz予想の新たな証明として、2進法での分類、3の倍数及び階差数列の一般項を用いてCollatz予想の証明を行う。Collatzの操作が行われるとき、我々はその結果の数に注目する。多くの数列が生成される。それは階差数列である。階差数列の一般項を計算する。そして、コラッツ予想の操作により、1以外のすべての正の奇数がコラッツの操作により、無限ループ(例1→3→4→1)に入らないことを、背理法、3の倍数、階差数列の一般項及び逆コラッツの操作を用いて証明した。
2進法での分類を用いて、桁数に注目する。我々は(3を掛けて1を足す)(A)、(2で割る)(B)の桁数の期待値を計算した。AとBの期待値を比較すると、不等号(BはA以上である)であることがわかる。したがって、Collatzの操作は正の無限大まで発散せず、最終的に2進法で1桁に到達する。2進法で得られる1桁は、10進法では1に等しく、1になる回数は限られます。
また、コラッツの操作を繰り返すと1に収束するという理由は、コラッツの操作後の数値には3の倍数が含まれない為であると証明しました。
グラフ理論においてコラッツの操作は有向グラフであり、コラッツの操作から得られた有向グラフには閉路は見られない。このことは1以外の奇数は無限ループに入らない事を意味し、コラッツ予想は正であることを明らかにした。
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引用文献
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公開済
投稿日時: 2022-05-14 04:27:14 UTC
公開日時: 2022-06-13 02:59:54 UTC — 2023-08-29 07:18:35 UTCに更新
バージョン
- 2023-08-29 07:18:35 UTC(4)
- 2023-03-07 08:47:57 UTC(3)
- 2022-08-31 11:43:26 UTC(2)
- 2022-06-13 02:59:54 UTC(1)
改版理由
コラッツの操作を繰り返すと1に収束するという理由は、コラッツ操作後の数値に3の倍数が含まれないことにより、上3桁の桁の分布に偏りが生じ、コラッツの操作による桁数増加は、桁数減少よりも少ないため、操作を繰り返した時の数字は一時的に増加するが徐々に減少するということを付け加えました。ライセンス
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松本, 真
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