インターネット投票に基づく答案作成機能の開発と信頼性向上の検討

新原, 俊樹

doi:10.51094/jxiv.658

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新原, 俊樹西南学院大学情報処理センター https://researchmap.jp/baru

DOI:

https://doi.org/10.51094/jxiv.658

キーワード:

学習支援システム、インターネット投票、可視化、解答自動生成

抄録

各種の試験の後に受験者が相互に情報を共有し合いながら振り返りの学習を効率的に進めるための支援環境として，受験者によるインターネット投票結果に基づき作成した答案をリアルタイムで受験者に還元するWebサイトを製作した．2017年に実施された22種類の国家公務員採用試験の問題のうち最多得票選択肢の得票数が10票以上の220問について，投票結果から作成した答案の正解率が86.4%となった．なかでも，最多得票選択肢の得票率が高い問題ほど答案の正解率が高くなる傾向が示された．今後，成績上位者の投票結果や各試験における正答番号の配分傾向を活用することで，答案の正解率をさらに高めることが可能になると期待される．

利益相反に関する開示

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引用文献

天野郁夫（2007）試験の社会史, 平凡社, 東京

新原俊樹（2017）インターネット投票による各種試験の答案作成ツールの開発. 日本教育工学会研究報告集, 17(4). pp.147-152

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高橋書店編集部（2023）2025年版資格取り方選び方全ガイド. 高橋書店編集部, 東京