このプレプリントは論文として出版されています
DOI: https://doi.org/10.20653/pesj.71.2_95
プレプリント / バージョン1

すべり台の動摩擦係数の実測研究

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  • 村田, 次郎 立教大学理学部
  • 塩田, 将基 立教大学理学部

DOI:

https://doi.org/10.51094/jxiv.236

キーワード:

動摩擦係数、 滑り台

抄録

「重い人ほどすべり台を速く滑るのは何故か」という疑問を動機とした,すべり台の摩擦に関する大学生の探究学習の実践例を報告する。一様重力場中の落下加速度は質量によらず一定であり,これは動摩擦がはたらく状況でも同じであると学習するが,これと生活経験が矛盾する事から生じる疑問である。物体が滑る加速度を実測し,空気抵抗の寄与,動摩擦係数の質量依存性,速度依存性を調べた。ローラー式すべり台では動摩擦係数が一定ではない事が示された一方,金属板式すべり台では一定値からずれる有意な結果は得られなかった。

利益相反に関する開示

本論文に関して,開示すべき利益相反関連事項はない。

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引用文献

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https://phyphox.org/

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公開済


投稿日時: 2022-12-30 22:22:10 UTC

公開日時: 2023-01-06 08:37:26 UTC
研究分野
物理学