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書誌情報 : EarthArXiv(プレプリント)・2026年・巻号なし・ページなし
DOI: https://doi.org/10.31223/X5PZ1N
プレプリント / バージョン1

三弧未接合モデルによる日本列島前弧沈降構造の再解釈

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DOI:

https://doi.org/10.51094/jxiv.6416

キーワード:

三弧未接合モデル、 前弧弱縫合帯、 二重沈降構造、 近畿沈降ライン、 濃尾盆地、 琵琶湖構造盆地、 若狭湾岸隆起、 三方拘束、 付加体地殻、 日本海拡大、 南部フォッサマグナ、 関東平野の沈降構造

抄録

本研究は、濃尾平野・伊勢湾・琵琶湖・若狭湾・大阪湾に見られる沈降・隆起・断層活動・地形形成を、本州弧が三弧の不完全接合体であるという新しい構造論に基づいて再解釈するものである。西南日本弧(狭義)・飛騨–丹波地塊・東北日本弧は、日本海拡大の過程で接近したものの完全には接合せず、複数の未縫合帯が前弧側に露出している。この未接合構造は、付加体の弱さと断層帯の重複と相まって前弧弱縫合帯を形成し、沈降・地震動・地形形成の中心となる。濃尾平野は、養老断層(内側弱面)と琵琶湖西岸〜六甲断層帯(外側弱面)による二重沈降構造の内側に位置し、堆積より沈降が卓越する沈降盆地として理解される。その南端には伊勢湾が連続し、両者は一体の前弧沈降系を構成する。琵琶湖は未接合構造の西北端に位置し、若狭湾岸の隆起は飛騨–丹波地塊の剛体による三方拘束効果として説明できる。さらに、琵琶湖〜巨椋池〜深野池〜大阪湾に連続する近畿沈降ラインは、南部フォッサマグナに対比される西側の沈降軸であり、「第二フォッサマグナ」として位置づけられる。本研究は、南部フォッサマグナ〜関東盆地と濃尾平野〜琵琶湖〜大阪湾が同一の前弧弱縫合帯モデルで統一的に説明できることを示し、日本列島前弧テクトニクスの新しい統一モデルを提示する。

利益相反に関する開示

本研究に関して、開示すべき利益相反はない。

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引用文献

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公開済


投稿日時: 2026-09-10 10:56:12 UTC

公開日時: 2026-10-16 00:17:54 UTC
研究分野
地球科学・天文学