感覚刺激に対する個別反応性
アームスリーブを用いた投動作コントロールに関するResponder解析
DOI:
https://doi.org/10.51094/jxiv.5791キーワード:
感覚刺激、 個別反応性、 アームスリーブ、 投動作、 運動制御、 Responder抄録
本研究では、大学生を対象としたダーツ投擲課題を用い、軽度圧迫型アームスリーブが投動作パフォーマンスに及ぼす影響を、集団平均だけでなく個別反応性の観点から検討した。その結果、アームスリーブの装着により平均得点は有意に向上したものの、個々の反応は改善から悪化まで幅広く分布し、Responder、Non-responder、Adverse-responderが存在することが明らかとなった。また、ベースラインパフォーマンスと変化量との間には強い負の相関が認められ、ベースラインが低い対象ほど改善しやすく、高い対象では改善が乏しい、あるいは低下する傾向が示された。
本研究は、介入効果を集団平均だけで評価するのではなく、個別反応性の観点から介入適応を検討することの重要性を示した点に意義がある。アームスリーブの効果は一律ではなく、対象者のベースライン特性によって異なる可能性が示されたことから、今後は感覚機能や競技特性など個人の特性を考慮した介入方法の検討が求められる。また、本研究で示された個別反応性の考え方は、アームスリーブに限らず、テーピングや各種感覚刺激を用いたスポーツ現場での介入評価にも応用可能であり、介入効果を集団平均だけでなく個人ごとの反応から判断する重要性を示すものと考えられる。
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引用文献
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投稿日時: 2026-07-28 04:14:12 UTC
公開日時: 2026-08-04 08:49:54 UTC
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宮下, 浩二
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