プレプリント / バージョン1

新型コロナウイルス感染症の関連用語に対する社会的許容度

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  • 横山, 詔一 国立国語研究所,研究系
  • 相澤, 正夫 国立国語研究所,研究系
  • 田中, 牧郎 明治大学,国際日本学部
  • 久野, 雅樹 電気通信大学,情報理工学研究科
  • 田中, 祐輔 青山学院大学,文学部

DOI:

https://doi.org/10.51094/jxiv.418

キーワード:

新型コロナウイルス感染症関連用語、 社会的許容度、 「国語に関する世論調査」、 ロジスティック回帰分析、 生年差、 年代差、 男女差

抄録

新型コロナウイルス感染症の関連用語に対する社会的許容度について統計的分析を行なった。データは文化庁が2021年に「国語に関する世論調査」の一環として収集したもので、オープンデータである。分析手法はロジスティック回帰分析で、説明変数が回答者の生年(年代)と性、目的変数が社会的許容度であった。分析の結果、カタカナ語については生年(年代)と性の効果が有意であり、また、省略語については性の効果のみが有意であった。一方、漢字四字熟語については生年(年代)と性のいずれの効果も有意ではなかった。結果について語種や造語の観点から若干の考察を試み、今後の課題にも触れた。最後に良質なオープンデータの積極的な活用を主張した。

利益相反に関する開示

開示すべき利益相反はない。

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引用文献

相澤正夫(2012)「専門家と非専門家の橋渡し ―〝言葉の補助輪〟のすすめ―」『日本語学』31巻13号, 36-45明治書院

文化庁(2021)『令和2年度 国語に関する世論調査〔令和3年3月調査〕』https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/pdf/93710501_01.pdf

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国立国語研究所(2002-2006)「外来語」言い換え提案 https://www2.ninjal.ac.jp/gairaigo/

国立国語研究所(2007-2009)「病院の言葉」を分かりやすくする提案 https://www2.ninjal.ac.jp/byoin/

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久屋愛実 (2021b)「英語由来語彙を公共コミュニケーションでどう運用するべきか:全国調査のデータを活用した福祉言語学的考察」『計量国語学』33巻3号, 130-145 https://www.jstage.jst.go.jp/article/mathling/33/3/33_130/_article/-char/ja/

武田康宏(2021)「「国語に関する世論調査」とは何か : 国語施策の立案と興味・関心の喚起を目的として」『日本語学』 40巻2号, 4-15,明治書院

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公開済


投稿日時: 2023-06-19 08:29:16 UTC

公開日時: 2023-06-21 00:40:16 UTC
研究分野
文学・言語学・芸術学