水中ドローン搭載カメラによる平板状被写体の3次元モデル化に関する好条件下での精度評価
DOI:
https://doi.org/10.51094/jxiv.3730キーワード:
水中ドローン、 SfM抄録
港湾施設の老朽化に伴い水中点検の重要性が増す一方,潜水士不足が深刻化しており,点検作業の効率化や負荷低減のために水中ドローン (ROV)の活用が拡がりつつある.従来の活用方法に加えて,水中ドローン搭載カメラによる水中写真のSfM/MVS (Structure from Motion/Multi-View Stereo) による構造物の3次元モデル化にも期待が寄せられているが,その精度を定量評価した研究事例は乏しい.そこで本研究では,水中ドローン搭載カメラを用いて,SfMに好適なテクスチャを有する平板状の被写体を透明度の高い水中で撮影する実験を行い,SfMに基づくカメラパラメータの推定精度の総合評価として,被写体上のマーカー間距離の推定精度を評価した.その結果,mmレベルの精度が得られたことが明らかになった.
利益相反に関する開示
本研究の一部は、和宏産業株式会社と国立大学法人山口大学との共同研究費によるものである。ダウンロード *前日までの集計結果を表示します
引用文献
国土交通省港湾局:港湾の施設の点検診断ガイドライン【第1部 総論】,2021.
国土交通省港湾局:港湾の施設の新しい点検技術 カタログ,2025.
野上周嗣,加藤絵万:港湾構造物の目視調査への水中ドローンの活用に関する検討,インフラメンテナンス実践研究論文集,Vol. 1 No. 1, 94-99, 2022.
大井邦昭・三上信雄・米山正樹・完山暢・岩本典丈・古殿太郎・坂本葉月・中瀬聡:漁港施設水中部の点検効率化に向けた水中ドローンの活用方法と適用性について,土木学会論文集 B3(海洋開発),Vol. 78, No. 2, I_7-I_12, 2022.
国土交通省総合政策局公共事業企画調整課:水中部点検におけるロボット活用マニュアル(案)【ダム堤体編】,2019.
佐藤利玖,山蔭亮太,芝田康平,阿野裕司,神野有生:水中ドローンFIFISH PRO W6を使ったSfMの精度評価実験,日本写真測量学会令和5年度秋季学術講演会発表論文集,pp. 159-162,2023.
A. Jordt-Sedlazeck and R. Koch: Refractive Structure-from-Motion on Underwater Images, 2013 IEEE Inter-national Conference on Computer Vision, 2013.
Bill Triggs: Autocalibration from Planar Scenes. Euro-pean Conference on Computer Vision (ECCV’98), 1998.
国土交通省港湾局:港湾の施設の点検診断ガイドライン【第2部 実施要領】,2021.
ダウンロード
公開済
投稿日時: 2026-03-30 07:24:13 UTC
公開日時: 2026-04-20 00:10:04 UTC
ライセンス
Copyright(c)2026
山蔭, 亮太
佐藤, 利玖
芝田, 康平
阿野, 裕司
神野, 有生
この作品は、Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International Licenseの下でライセンスされています。
